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2006年7月11日 (火)

ハワイ

最近、酒呑み都市紹介ばかりで、

理論ネタはどこへ行った!?

と言う指摘もされがちな、当「酒呑み相対性理論」ですが、

理論ネタもボチボチと掲載してまいりますので、

しばらくのお付き合いをお願いします。



ところで、今回は 「ハワイ」 です。

酒呑みに相応しくなさそうなリゾート地

ところが、酒呑みの心をくすぐる最高の酒呑みスポットです


「マイタイ」


本当はこのタイトルで掲載したいところです

ハワイ最大の観光地、ワイキキビーチにある

ホテル「ロイヤル ハワイアン」内のバー


「マイタイバー」


タクシーに言えば大抵解ってもらえます

目の前にはワイキキビーチの白い浜
カクテル「マイタイ」の発祥の地であるという由緒正しいバー。

日本で言えば海の家でしょうか...

昼は海水浴などしながら、のどが渇いたら

ビールを呑みに行きます

海を見ながら一杯やる

この楽しみは最高の居酒屋と並ぶ楽しみです

まして、彼の地の乾いた気候ならでは尚更です


そして、ハワイの夜は遅く、7時過ぎまで明るい。



夕暮れ、カクテル「マイタイ」を頼みます

「オリジナルレセピ」のマイタイが届くと

ラムの香りが強く、南国の果実が風味に良く合います

逢魔時を過ぎ、辺りは薄暗くなってきましたが

不思議と酒があまり減っていません

気が付けば、海を見ていました

しかし、酒を疎かにしているのではありません

酒(マイタイ)はとてもウマイのです

酒呑みとは、酒を呑んで満足することです



うまい酒、良い店、良い対応

まとめれば「良い環境」が大事なのです

ふと気付くと日常生活をすべて忘れ、

自然のリズムと同調していました

これは、酒呑み相対性理論です




寄せては返す波の音、風に揺らぐ椰子の木

全てを包み込む、フラのリズム



ビール・カクテル都合2杯で2時間近くの間、

天国を味わったと思う程、満足し時間を忘れました

やはり、南国に合う酒

ビールとラム

そして、ハワイとのマッチングがなせる

蕩け加減だったのでしょう


マイタイバー


私の酒呑み史上に残る、楽しい店です

ハワイにお越しの方には、とても強くお勧めします

ただし、その真価を味わうには少人数でお越しください



2006年7月 2日 (日)

注文

本題からそれますが、最近気になっていることをひとつ



それは注文の仕方です



北千住ような下町の店に限らず、いろんな店で言えることですが、

注文をするときに、「すみません」と店員に声をかけ、

店員を呼びつけて目の前に来るまで注文しない人がいます

うっかりすると店員がそばへ来てるのに

メニューをみて考えてる人がいます

「レストラン」、「料亭」、「個室風居酒屋」などではこの方法で良いでしょう

しかし、呑み屋では違います

注文が決まったら、店員と目を合わせ

「すみません、ビール」

「煮込み頂戴」

と、声をかけます

相手は何かの作業中かもしれませんが

これで良いのです

目の前に呼びつける必要はありません

「すみません」の声が聞こえるのだから、

「注文されても聞こえる」のです

わざわざ仕事を中断して目の前に行きたくないのです

また、熟練の店員は、客を観察しています

メニューから顔を上げ、店員を探そうとすると、

向こうもこちらを見ていてくれています

十条「斉藤酒場」のお姉さん方はこれが完璧

飲食関係に従事されている方には、

一度見学されることをお勧めします



有楽町ガード下の某焼き鳥店など、

口の動きを読んで飲み物を造り始めます

こういうことがありました

近くの店員に、「ウーローンハイ」と注文した時には

向こう側で、すでに酒を注ぎ始めています

すなわち、オーダーを受けた店員と同時に、

酒作りの店員が気付いており、

「おそらく酒だ」と言う判断でジョッキを手に持って、

オーダされる口の動きを見て酒を注ぎ始めていたと言うことです


続けて「薄目ね」と言ったら、注いだお酒を減らしだしたのです

要するに「ウーロンハイ... 薄目ね」

と言い終わったときにはお酒が完成されており、

5秒後には到着したのです

いちいち呼んでオーダーしたのでは、こうは行きません


他のお客さんのためにも、粋な注文の仕方をする

それによって店員とも良い関係が出来ます



特に女性にアドバイスです

1、注文をはっきり決める

2、大声を出す覚悟を決める

(本当は大声の必要はないのですが...)

3、店員を目で探す

4、見つけたら目を合わせ、

5、手など上げながら、「ビール!!」

向こうは、目で「わかった」と言うでしょう

しばらく練習してもなお、失敗するようであれば、

その店には2度と行かないことです

どの店でも失敗するようであれば、あなたは間が悪いのです

酒を呑む前に考えるべきことがあるのでしょう

とりあえず、注文は他の人にやってもらいましょう



ちょっとしたことで、「やるな!」と思えるものですよ

北千住

東武浅草線・日比谷線・JR常磐線・千代田線

最近はつくばエクスプレスも乗り入れるターミナル駅


この街は、下町の実に風流の残された飲み屋街です


この街は、1人が似合います

お気に入りを何件かハシゴするのがよろしいでしょう


まずは駅前再開発された遊歩道の左手にある

細道の飲み屋街に行きます

まずは、立ち食い串揚げ屋さんへ

ここは大阪スタイルのソース2度つけ禁止

キャベツ食べ放題のお店です

「わか」 若鶏

「たま」 たまねぎ

「なま」 生ビール

と注文します

串揚げですが、意外と油はもたれにくいので

さらに、

「えび」 「いか」

を頼みます。

お酒は燗酒に変えました


店が混んでくると、いわゆる

「角打ち」


カウンターに対して体を45度ほど斜めにして、

間にお客さんを入れ、収容人数を多くとれるようにします

もちろん片手しか使えなくなりますね

角打ちを自然に出来れば、かなりの飲み手といえます

これは城西地区の飲み屋では自然に行われている流儀です

そもそも立ち飲み屋はだらだら長く居るものではありません

そろそろお勘定します

今日は2000円でしたが、まぁこんなものです。



さて、駅から日光街道へ向かう道を少し進み、

右手の商店街へ入ります


右手に、有名店「バードコート」があります

「焼き鳥」の美味さでは、さすが評判になるだけのことはあります

「焼き鳥」と言う同じ括りでは語れない程の絶品です

ただし、いつも満席で待ち客が居るので落ち着かない

焼き加減の指定に五月蝿い、トイレが遠い などなど

味以外の部分が、私の「酒呑み」に合わないと感じました

そう、頑固親父の寿司屋のような感じでした



ところで、その少し先、左手に煮込みの有名店があります

ここは煮込みと言ってもモツではなく、お肉を煮込んでいます

肉豆腐と煮込みの2種類があり、これは豆腐と肉のバランスの違いです

最初は煮込み、あとから肉豆腐にするとよろしいでしょう

ここでは焼酎のウメ割りです

ウメ割りは、梅干しや、ウメジュースではなく、

城西地区独特のウメシロップ

なみなみ注いだ焼酎にウメシロップを足して、

もっきり分こぼしてくれます

2人で行ったら焼酎ボトル(小さいビン)が良いでしょう

セットでも千円くらいです

普通の酒量の2人組だとかなり酔います


ここは、一般の居酒屋メニューもありますので、

呑ん兵衛以外にも対応します



この店はカウンターを親父さんと息子さんで対応しています

忙しいだけあって、ある種ガサツな、チャキチャキの江戸っ子的対応ですが、

サービスのツボを心得ていて、素早く、かえって気持ちが良い

控えめな女性は注文しにくい雰囲気かもしれませんが、

常に息子さんが目配りしているので、心配ありません



まだ呑み足りない場合は、串揚げ屋へ戻り、隣の居酒屋へ

ここは普通の居酒屋です

お好きなものをお好きなだけ頼んでください



北千住


けして高価なものではありませんが、最高の技術を提供する店

金持ちではなさそうですが、美味いものを知っている客

最高の酒呑みが集まる街と言えます

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